CloudAuTextとは
ソフトウェアが発する音やマイク音から、リアルタイム文字起こし・翻訳出来るWindowsアプリです。
※ このアプリは、Azureと利用者が契約した上で、このアプリにキーやリージョンを設定する必要があります。
※ Azureは、現在翻訳・文字起こしのサービス(Azure AI Services)を無料枠(Free (F0))と従量課金制枠で提供しています。無料枠は、支払いは必要ありませんが、従量課金制枠の場合は、使用した時間だけ、料金の請求がされますのでご注意ください。
音楽流しながら、動画を見る
ソフトウェア別に音が取得できるから、音収録の妨げにならず、正確な翻訳・文字起こしができます!
会議しながら、自分の声も文字起こし
マイク音・ソフトウェア音、同時に処理を行う事が出来るため、「他の人の言葉を翻訳しながら、自分の声も文字起こしする」という芸当ができます!
ゲームしながら、リアルタイムで言葉を知る
リアルタイムに翻訳・文字起こしができるため、大事な場面で「言葉の壁」にぶつかることがありません!
会議録を作りたい
処理後の喋った内容(音声・テキスト)は、サーバに保存せず、使用しているパソコンに保存します。簡単に確認できます!
インストール
https://apps.microsoft.com/detail/9n6n4qvnkkbm
上記のリンクからMicrosoftStoreに行き、インストールしてください。
もしくは、MicrosoftStore上で、「CloudAutext」と検索して、アプリをインストールしてください。
必須設定に関する説明
Azureに関する料金の確認
Azure使用料金表:https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/cognitive-services/speech-services/#pricing
本アプリは、上記料金表の内、「Speech to Text」と「Speech Translation」を使用しています。翻訳の場合は、「Speech to Text」と「Speech Translation」の両方を使用するので、ご注意ください。
「Free (F0)」枠ならば、無料で使うことができますが、「Free (F0)」の上限を超えて文字起こし・翻訳を行う場合は、「従量課金制」をご利用してください。
本アプリからは、「Token」や「リージョン」の設定しかできないため、「Free (F0)」枠のTokenであるか?などは判別などはできませんので、ご了承ください。
本アプリでは、複数の文字起こし・翻訳処理を同時に行うことができますが、その分だけ使用されたと判定されます。例えば、対象アプリ1つで文字起こしを1時間行った場合、1時間分の使用料となりますが、対象アプリ2つで文字起こしを1時間行った場合は、2時間分の使用料となります。
文字起こし・翻訳に必要なAzureのトークンなどの取得方法
※ ここでは既にAzureアカウントを作成済みで話をします。
まず、https://portal.azure.comにアクセスします。すると、上記の画像のようなページに飛びますので、そこで「Azure AI services」をクリックしてください。
※ もし、「Azure AI services」が見つからなければ、上の検索欄で検索すると出てきます。
次にAzure AI servicesでできるサービス一覧が出てきますので、「音声サービス」を探し出してクリックします。
初期は、上記の画像のように音声サービスが登録されていないと思いますので、上の方の「+作成」ボタンをクリック
リージョンはアプリを使いたいパソコンがある国・地域を選択します。価格レベルは、「Freeレベル(F0)」かその他のものが選択できると思いますが、無料枠を使いたければ、「Free(F0)」を選択してください。
設定が終わりましたら、下の方にある「作成」ボタンを押してください。
音声サービスの作成が終わったら、画像のように追加したサービスが見えると思います。
そのサービス名をクリックしてください。
上記の画像のように、サービス情報が表示されますが、その中の「キーを管理するためにはここをクリック」をクリックしてください。
キー1もしくはキー2の値をコピーしてください。これはCloudAuText上での「Azure Token」にあたります。CloudAuTextの設定の「Azure Token」にペーストしてください。
次に場所/地域の値をコピーしてください。これはCloudAuText上での「Azure Region」にあたります。CloudAuTextの設定の「Azure Region」にペーストしてください。
以上で、Azureに関する設定は終了です。
音声データや文字データをファイルに保存する
本アプリでは、自動的に音声データなどを保存する機能があります。
CloudAuTextの「録音した音を保存する場所」欄で、設定することで、指定した場所に音声データや文字データを、ファイルに保存します。設定しない場合は、保存されません。